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詩のようなものを書いています。
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言葉の語る言葉

 

 

持ち物を数えていた

無いものを数えていた

 

一生の間に

どれだけの荷物を持てるのかって

何一つないさ

何一つ置いていけないからな

 

数えられるのは

俺のこの喉が吐き出した雑言

恨み言とちょっとの愚痴くらい

 

忘れたようでいて

覚えてんだ

死ぬまで体のどっかに貼りついて

 

取り戻せないまま

数えるだけの言葉の数々さ

 

馬鹿みたいだろって

気づいたとこで

やめりゃいいんだ

 

ろくでもないもんばっか

吐きだしたよなって

死ぬ間際に数えるなんざ

それこそろくでもねぇって話だろ

 

言の葉を数えていた

どうせこれしか数えらんねぇなら

良さげな台詞に名言も重ねて

 

染みこませてくれよ

俺の身体の隅々まで

 

 

 

 

 



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2017.02.06 Monday 22:38
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星は消えた

 

 

凍っているんだろうか

あの小さな星を

小突いたのは誰だ

 

責める暇もなく飛び去った

その痛み

その悲しみ

一体誰が分かってくれるんだい

 

 

凍っているんだろうか

何がっていうのか

そうだ君のこころだ

 

痛みに無関心で

悲しみを嗤う君だ

 

あの小さな星を

小突いたのは誰だ

 

ああもう見えない

どこにもいない

 

凍った心で弾き飛ばした

その痛み

その悲しみ

君は必ず後悔をするだろう

 

必ず、必ずだ

ひどい気持ちになるだろう

 

凍ったままでは消えない

ひどい気持ちを

胃の底に飼いつづけるだろう

 

 

 



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2016.12.19 Monday 22:45
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ニューゲームコンティニュー!!

 

 

広告塔にも似た

曖昧で抽象的な

撒き餌からの

そして撒き餌

 

青い空はどこにあるって

若者の街とか呼ばれた場所では

よく叫ばれるそうで

 

よく見ろよ

よく見ておけよ

瞑ったまま見える空なんかねえってこと

 

ガタガタになった精神に

辿れる道は少ないナ、なんて

 

夜明けを待つ背中に

いらないよ

ないないだ

そんな矮小な弱音はさ

 

 

 

LEDすら力尽きた

中古の広告塔だ

曖昧でかわいい

そしてかわいい

 

青い空はあそこだ見ろよ

若者だろうが年配だろうが

さっさとでかく叫べよ

 

よく見ろよ

よく見ておけよ

誰があの空をきれいに見せてるかってこと

 

ガタガタになったお前の

ガタガタになった目ん玉さ

 

夜明けを纏う背中に

それだけわかって

それだけあればいい

 

矮小な気持ちは

斬りこんできた風に

ぶった切られてった

 

さあさあ叫べよ

開ききった自分で叫べ

 

ニューゲームコンティニュー!!

 

 



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2016.12.10 Saturday 22:36
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岩になる



苔生す岩になりたい

だぁれも来ない山の中
緑と土とに隠されて

じっと動かず
何をも思わず

ときに
鳥が羽根を休め
虫を匿い
雨に苔を育て

そうやって
立派な岩になる

そんなふうに
独りをものにする

わたしは苔生す岩になりたい





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2016.11.15 Tuesday 20:49
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琥珀の王

 

 

ゆっくりと舐め捕ろうか

傾ぐまま弱々しいままの

やさしい君を

 

嘆くだけの裸足なら

朝日に醒めた目で

切り捨てよう

 

無関心に淡泊に

振る舞うことに慣れすぎた

だからこその結末だ

 

 

だけれども

願わくば

 

君ならと思った

君であって欲しかった

 

すべてが遅かったと

そう知ってはいても

 

まだ最期とは呼ぶまいと

往生際の悪いこの願いが

 

どうか君の

幸福の一糸にならんことを

 

額に固く組んだ指を

涙と涙のはざまに埋め込んだ

 

革命の朝だった

 

 

 

 



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2016.09.09 Friday 23:33
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いのち零れるように

 

 

いのち零れるように

どうかその瞳から

痛みを払い落としてよ

 

肩を貸した先から

誰もが果てていく世界で

不毛を

不毛として消化できないわたしを

 

壊して、壊して

散らして

壊して、千切って

 

哀しみは哀しみの

形すら取れないで

融けて滴る

 

もう

何も考えられないから

 

そそぎこむよ

いのち零れるように

 

今度はわたしのなかが

枯れて吹き飛ぶまで

 

滅茶苦茶に土砂降りな

この雨みたいに

 

 

 



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2016.09.02 Friday 21:33
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